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​『改 印 ~奇跡の三日間~』

ある男が覚醒剤取締法違反で逮捕された。

この男の周辺に渦巻く黒い影と闇を克明に描く真実の世界。

 積み重なる嫌な思いと辛い思い。

 背筋に寒気が走る瞬間。

 敗北感を感じながら刻々と時が流れる。

 挫折と云う二文字が脳裏を過ぎる。

 

事業の失敗を契機に積み重なる不幸を経て、世間の地獄を見た男が身柄を拘束されたまま時価壱億円の財産を手に入れる。 法の力で身動きがとれない大山友秀と、小汚い闇社会の中で身動きがとれなくなる山口翔の物語り。

​<処女作>

<<story>>

■この物語は、自分自身が実際に体験した事実に基づいて構成したフィクションです。

 国家権力に身柄を拘束されている男が時価壱億円の財産を手に入れた経緯が明らかになる。

<<あらすじ>>


 自分の経営する会社名義で土地売買されている事実を「覚せい剤取締法違反」で、国家権力に身柄を拘束されている大山友秀が知る。覚えのない土地売買を止めるため大山友秀は会社の実印を改印することを考えたが、改印自体を誰に頼むか悩んだ末、知人である山口翔に依頼する。

 物語りは、大山友秀の彼女である大林千賀子から山口翔にかけた電話から始まる。
「何者かに土地売買を勝手にされている」と大林千賀子から電話で聞いた山口翔は留置場にいる大山友秀のもとへ面会に行く。

 大山友秀から詳細を聞いた山口翔の「改印への道」が始まるが、重なる悪条件と嫌な思いを積み重ねる日々を過ごし迷路と化して絶対的に「改印」は不可能となる。


 だが・・・、町役場の前田さんと出会い「奇跡の三日間」がはじまる。

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作家「山口翔」処女作

『改印』 

-奇跡の三日間-

​ 

 著 者  山口 翔

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