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異次元観光小説

◆ 異次元観光小説とは…


異次元という言葉から何をイメージするでしょうか。

異次元観光小説は新たな世界観を構築するための作品です。では、新たな世界観とは何か。それは、新たに人工物等を建造することなく、既存のものによる新たな世界造りを課題としました。

新たなものを造らずして、新たな世界を構築することが課題です。

既存の景観や、既に在る何らかの物を活かして造る世界。これを異次元と位置付けたことから、新たな観光スポットに成り得ると異次元観光と称しました。

つまり、何らスポットが当たることがないもの等を物語化することで付加価値を高めようとする試みです。大凡、付加価値を高めるには、何らかの由来等、他者に説明し得る何かを必要とします。その何かの部分が物語の構築です。

この手法は恐らく全国でも初であると自負しています。

其々の地域を舞台にした小説等の書物は数多く有りますが、既存の景観等に物語を付加する手法は未だないと言えます。

物語を付加するとは、在る物が有るのではなく、在る物に物語を造作する手法です。


地域活性化に役立てることを目的とした異次元観光小説の位置付けです。


本物語「伝説は記憶の中に…」及び「神の化身カイ」は、わたし自身が生まれ育った播州赤穂を舞台にした小説ですが、この手法(異次元観光小説)により全国各地で地域活性化となる物語が構築されることを強く望みます。




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